2025.02.03
歯の汚れの取り方が違う!「エアフロー」を導入
エアフローとは...
エアフローは、予防目的や審美目的に最適です。(自費診療)
専用のパウダーをジェット水流で歯に吹き付けることで、歯垢だけでなく茶渋やタバコのヤニなどの着色汚れや黒ずみを効果的に落とすことができます。
また、歯と歯の間や矯正装置の隙間など、超音波スケーラーなどの機械では届かない場所でもエアフローであれば効果的にクリーニングができます。
エアフローの特徴
1.徹底的なバイオフィルム除去
歯を染色し、バイオフィルムを可視化します。染色部分を目安としてマイクロパウダーの噴射により、ブラシでは届かない場所のバイオフィルムも徹底除去します。また可視化された染色部分を目安にバイオフィルムの除去するため、過剰な施術を防ぎます。
2.痛くない、気持ちいい治療
エアフローでバイオフィルムを除去し、超音波スケーラーで残った歯石のみを優しく除去することで、歯医者特有の機械音や手用器具の使用を減らし不快感・恐怖感を軽減します。
3.歯の表面を傷つけずツルツル
研磨性のペーストを使用しないため、エナメル質を傷つけません。舌で触っても粗さを感じることなく、歯がツルツルになります。
4.インプラント・セラミック・矯正装置にも安心な治療
矯正のワイヤーやインプラントのチタンパーツ、オールセラミッククラウンに悪影響を与えずに清掃可能です。
5.ホワイトニングとの相性が良い
エアフローで汚れを取り除くことで、ホワイトニングの効果が高まります。
保険適用クリーニングとの違い
保険適用の歯のクリーニング(歯石除去)では、超音波スケーラーやハンドスケーラーと呼ばれる器具を使って、歯石や歯垢を剥がしたり弾き飛ばしたりして除去していきます。
歯石が多く溜まっている場合や、進行した歯周病の治療にはスケーリングが有効です。
あくまでも治療の一環として行うため、病気の原因となる”細菌の塊”を取り除く目的で行いますので、2回以上の通院が必要になることがあります。
エアフロー適応外のケース
以下の方は、一部パウダーや機械の使用を控えさせていただいております。
・重篤な消化器官の潰瘍がある方
・腎臓障害がある方
・心機能障害がある方
・肺機能障害がある方
・慢性気管支炎がある方
・喘息や呼吸器疾患がある方
・放射線治療中の方
・化学療法治療中の方
・妊娠中のある方
そのほかに口腔内に傷やタダレがある場合や、口腔粘膜が炎症やただれを起こしやすい、大きな虫歯があるケースも施術できません。
江本歯科医院から
エアフローは、主に歯の表面や歯間に付着したプラークやステインの除去に効果的です。
これにより、歯石除去が必要な場合にはスケーリングを併用し、日常の予防ケアとしてはエアフローでのクリーニングを選ぶなど、目的に応じた使い分けが推奨されます。
歯の汚れ方には個人差がありますが、3~6ヶ月に1回のエアフローを推奨しています。歯のクリーニングを始めたい方、今までのクリーニングは苦手という方は、是非お試しください。