包括治療

一口腔一単位の考え

普段の治療から歯の1本1本を診るのではなく、お口全体の状態を総合的に診ることで、むし歯治療・審美治療・歯周治療・矯正治療・インプラント治療・顎関節治療など様々な治療を組み合わせた包括治療を考えていきます。

※矯正治療に関しては、信頼のおける矯正歯科専門医と連携を取り進めていきます。

一口腔一単位の考えは、
家を建てることに似ています。

お口を「家」だとしましょう。家を建てる場合、ガタガタの土地に家を建てますか？
……建てませんよね。建てる前に土地を整地し、基礎を作り、柱を立て、屋根や壁を取り付けていきますね。お口の治療も家を建てる時と同じです。

治療計画や費用などはきっちりとご説明します。

お口の場合	家の場合
資料採り（診査・診断）	現場調査
問題点抽出	計画
治療計画作成とインフォームドコンセント	設計
治療	施工
メンテナンス	維持管理

細かくお口の資料を採り、診断及び問題点から治療計画を作成します。
十分な説明を行い、ご了承いただいた上、治療を開始していきます。

一口腔一単位での治療が本当の治療だと考えています。

どの歯科医院でも総合的な治療（包括治療）を行うことができるわけではありません。
勉強会や学会での活動、新しい技術の習得、臨床、論文の発表を通じてはじめて可能になってきます。
論文をどれだけ発表しているか、どれだけ本を書いたかを見ていただければ技術・実績があるか判断していただけると思います。歯医者さんは本当に多くあります。その多くの歯医者さんから患者様がきちんと選択する時代になってきています。

包括治療の治療例

• 01

  初診時

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  初診時の時の写真です。
  当院では、すべての患者さんに対して、ルーティーンとして初診時に5枚法の口腔内写真を撮らせて頂いております。
  全顎的に他院で装着された不良な被せものがはいっている状態です。

• 02

  問題点を抽出し、治療計画を作成して治療

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  まずは痛みのあるところを処置し、初期治療をおこないます。写真は下顎に仮の入れ歯をいれた状態です。
  ※初期治療とは…歯垢や歯石などの付着物を除去したり、ブラッシング指導などをしてお口の中をきれいにすることです。

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  上唇と上頬から基準となる位置を決めます。

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  上の歯を全て借り歯にし、下の歯は総入れ歯にして入れ直している状態です。

• 03

  咬合面の確認

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• 04

  診断用ワックスアップ

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• 05

  下顎へインプラントを埋め込み

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• 06

  最終段階

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  上顎ファイナル、下顎がプロビジョナルが完成し装着しました。
  口唇との関係もしっかり確認します。
  ※上顎ファイナルとは、最終の補綴物のことです。
  ※プロビジョナルとは、世紀式にはプロビジョナルレストレーションといい、インプラント治療において最終的な人工歯を作る前に使用される仮歯のことです。

• 07

  メンテナンス

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  当院では良好な状態を維持するためのメンテナンスプログラムを充実させています。
  そのため5年後も綺麗な状態です。
  治療後の定期的なメインテナンスはとても大切なことです。