2017年10月02日
イタリアで開催された『日本臨床歯科医学会国際学術大会』に参加
先週は休診し、イタリアのベローナでおこなわれた『日本臨床歯科医学会国際学術大会』に出席してきました。
イタリアの歯科技術は世界トップに位置していると本学会の理事長から聞いていました。
そんなイタリア最先端の先生方による講演を2日に渡り、聴くことができました。
初日の午前は解剖学と歯周病のスペシャリストであるMauro Labanca教授。
最先端のインプラントと安全確立ための解剖学といった内容でした。
午後からは医師免許を取得した後、歯科医師免許を取得しイタリアで歯周病専門の医院を経営しているPierpaolo Cortellini先生。
歯周病により失った歯の根の骨再生についてレクチャーを受けました。
2日目の午前はMauro Fradeani先生。
審美補綴のスペシャリストです。
休憩時間にはS.A.D.A.の貞光先生がFradeani先生を捕まえて質問。
とても丁寧に答えてくれました。
そして講演のトリはRoberto Spreafico先生。
コンピュータで削り出した被せ物の装着後20~25年以上経過している症例を沢山見せて貰いました。
今回S.A.D.A.メンバーは私を含めて4名参加しました。
親友の島田先生との一枚
楽しく勉強もでき、とても有意義な時間でした。
2017年08月26日
S.A.D.A.特別例会の報告
先日所属しているスタディーグループS.A.D.A.の特別例会がありました。
大阪で3件歯科医院を開業されており、日本顎咬合学会元理事長、明海大学歯学部臨床教授でもある南清和先生にお越しいただき講演をして頂きました。
惜しげもなく技術や手法、話術までと幅広い内容で講演して頂き、とても有意義な例会となりました。
講演後はS.A.D.A.理事のメンバーで南先生を囲んでの懇親会をおこないました。
懇親会でも、とても楽しく有意義な時間を過ごさせて頂きました。
南清和先生、本当にありがとうございました。
2017年06月22日
「予知性の高いコンポジットレジン充填」についてのセミナーへ参加
6月18日に大阪スカイビルで、日本、いや世界のコンポジットレジンの世界を引っ張っている存在と言っても過言では無い、高橋登先生の講演を聞いてきました。
テーマは「予知性の高いコンポジットレジン充填」-明日から実践したい臨床テクニック です。
高橋先生の何が凄いのかと述べると、『歯科』に対する見識の深さです。
コンポジットレジンの組成や接着の原理などは当たり前。質問された時でも、文献を交え、的確な回答を瞬時におこなっていました。開業医はしないと思うことまで、自分で試しているからこそ語れる話ばかりでした。
コンポジットレジンのセミナーなのに「オクルージョンの知識がコンポジットレジンには必要不可欠」とナソロジーの話まであり、とても密度の濃いセミナーでした。
やはり結果を出ている人は、きちんとやる事をやって、努力しているという事を再確認しました。
私自身とても刺激を受けました。